音楽

椎名林檎×宇多田ヒカル『浪漫と算盤』歌詞の意味は?MVの考察も!

 

こんにちは!

1998年同期デビューの椎名林檎さんと宇多田ヒカルさんが、
「浪漫と算盤 LDN ver.」
(読み:ろまんとそろばん ロンドン バージョン)で、デュエット曲を公開しました!

この曲は、椎名林檎さんの作詞編曲です。

宇多田ヒカルさんは、椎名林檎ワールドにたっぷりの新曲に大満蔵されているようですよ!

 

さて、いつもの如く、私にとっては、椎名林檎さんの歌詞は読み解くのが難しいです。

この『浪漫と算盤 LDN ver.』の歌詞も然りです。

ということで、今回は、椎名林檎×宇多田ヒカル『浪漫と算盤 LDN ver.』について、下の内容を中心に見ていきたいと思います。

  • 『浪漫と算盤』歌詞の意味は?
  • 『浪漫と算盤』MVの考察!

『浪漫と算盤』
歌詞の意味は?

まずは、『浪漫と算盤 LDN ver.』のMVを見てみましょう。

まさに、椎名林檎ワールドでしたね!

 

椎名林檎さんは、「浪漫と算盤」制作に当たって、下のようにコメントしています。

新たな作品に着手する際、わたしはいつも、なにかしら初めての試みをするようにしております。今回はとにかく、和声から旋律からなにから、いつもみたく扇情的にせぬよう注意深く編みました。ヒカル氏の声の成分がよく馴染む、酸素や水のような曲にしたくて。いつになくまろやかな響きを、味わっていただけますと幸いです。

引用元:音楽ナタリー

この曲では、扇情的(感情や情欲をあおりたてる)にしないようにしたとのことですから、歌詞の意味や内容も、まろやかな雰囲気になっているのではないでしょうか?

 

「浪漫と算盤」のタイトルについて、椎名林檎さんが下のようにコメントしています。

言葉についても、本作では少々挑戦しています。或る日ヒカル氏が「それはゆみちん(椎名のこと)ならうまいこと書きそう」などと共通の知人らと話していたらしいテーマが「ロマンとソロバン」でした。半年ほどまえ小耳に挟んで以来「受けて立とうぞ」と力み続けた結果、仕上がったのがこの作品です。唄うのにやや照れました。

引用元:https://www.cinra.net/news/

上の内容から考察すると、「浪漫と算盤」という曲のタイトルは、宇多田ヒカルさんからのテーマ「ロマンとソロバン」に対して、椎名林檎さんが出した、歌詞の答えということになりそうですね。これは、面白いポイントですよね。

「ロマンとソロバン」という語呂の並べ方や、音の響きも新しい感じですね(笑)!

 

そして、上の文中に、「唄うのにやや照れました。」

とありました。なぜ照れるのでしょう?照れるような内容ではないはずですが…。

その辺りも、歌詞の意味に関係しそうです!

 

まず、「算盤」の意味についてです。

日本では、玉が串ざしになって桁ごとに整然と並んだ計算具を 「そろばん」といいます。中国では、「算盤」(スワンパン)といいます。

引用元:日本珠算連盟「そろばんの歴史」

とのことです。「算盤」の意味は、日本でいう「そろばん」ですね。

「そろばん」という発音は、「算盤」(スワンパン)からきているそうですよ。

 

パチパチ玉を上下に移動させて計算するそろばんをイメージしながら、歌詞の意味を妄想してみましょう(笑)。

 

歌詞を少しずつ読んでいきます。

主義をもって利益を成した場合は

商いが食い扶持以上の意味を宿す

義務と権利双方重んじつつ飽く迄

両者割合は有耶無耶にしていたい

引用元:LYRICAL NONSENSE

*扶持:助けること

「信念を持って、利益を出した時は、その商売で生活するという以上に、意味があるのだ。

義務や権利の両方を大切にしながら。しかしどちらが大切かは、白黒つけたくはない。」

 

玄人衆 白衆 皆の衆賛否両論 頂戴

沖に行こうなんぞ野暮

新しい技 毎度繰出したいです

引用元:LYRICAL NONSENSE

「いろんな意見が欲しい!

新しいことにどんどん挑戦していきたい。」

ここは、冒頭にもご紹介した、椎名林檎さんの「新たな作品に取りかかとき、何かしら、初めての試みをするようにしている」のコメントそのものですね!

もしかすると、この歌詞は、椎名林檎さんの、歌詞を作り出す時の、そのものの気持ちや、姿勢が表現されているのかもしれません。

 

苦しくとも僕にはわかっている

貴方も同じ様に一人生きている

引用元:LYRICAL NONSENSE

「苦しくても、私にはわかる

あなたも同じ様に、一人、生きている」

 

あなたとは、誰でしょうか?

もしかすると、1998年同期デビューの宇多田ヒカルさんなのではないでしょうか?

冒頭の「唄うのにやや照れました。」という椎名林檎さんのコメントと、つながりそうですね。

そして、このパートは、椎名林檎さんがメインで歌っていらっしゃいますよ。

 

同じデビュー、同じ世界で、女性、アーティスト…。重なる部分がたくさんあり、人生 生きていれば色々あるけれど、私たちはお互い頑張っている! そんな気持ちがあるような気がしました。

 

宇宙を因数分解したとこで

自由と孤独だけが待っているんでしょう

引用元:LYRICAL NONSENSE

「世界を小さな単位で区切っていけば、自由と孤独だけがあるんでしょう」

 

玄人でと白で労働者で生活者のまま

おもしろおかしくいさせて

煩わしい役 毎度請け負いたいです

引用元:LYRICAL NONSENSE

ここは、私なりの解釈ですが…、

「プロで、働く者であり、母というプライベートもある。

今のままの楽しくおかしく生きていきたい。

わずらわしいと思うことでも、なんでもやるわよ!」

椎名林檎さんの、アーティストの面と、プライベートの面。両方大事だし、楽しむ!という、生きる姿勢を感じます。

 

虚しくとも貴方を思うたび

僕は許されて行く 夢と現を結わえて

引用元:LYRICAL NONSENSE

「むなしくても、あなた(宇多田ヒカル)を思うたびに、私(椎名林檎)は、夢と現実をつなげて、これでいいんだ、と許されていくような気がする。」

 

きっと、そう浪漫抱えたら算盤弾いて

両極のど真中狙い撃てお願い勇気をくれ

引用元:LYRICAL NONSENSE

「私が、ふわふわ夢を描いていたら、そろばん弾いて計算するように、サジェストして!

あなたみたいに、白黒はっきり判断できる勇気が欲しい…」

 

疑わしい相手なら 何時だって

自分ずっと進化したいよね

引用元:LYRICAL NONSENSE

「いつも、進化していきたいよね。」

 

答え合わせ 貴方を知るほど

僕は正されて行く 捨てたものじゃない

ただ生きようと

引用元:LYRICAL NONSENSE

「あなた(宇多田ヒカル)のお陰で、私はまともな人間になっていく気がする。

人生は捨てたものじゃないわね!

ただただ 生きるわ…」

 

以上が、私の『浪漫と算盤』の歌詞の意味の考察です。

宇多田ヒカルさんからの、テーマ「ロマンとソロバン」に対して、椎名林檎さんは、歌詞で、同じような環境で生きている同士として尊敬し、ありがとう、という宇多田ヒカルさんへのメッセージが込められているように感じました。

だから、「ヒカル氏の声の成分がよく馴染む、酸素や水のような曲」にしたかったのではないでしょうか?

 

皆さんは、どのように歌詞の意味を考察しますか?

 

『浪漫と算盤』
MVの考察

MVは、モノクロで、素敵でしたよね。

このMVの監督を務めているのは、映像ディレクターの児玉裕一さんです。

児玉裕一さんは、「ウィキペディア」の情報では、椎名林檎さんの配偶者とのことです。

ですから、椎名林檎さんの歌詞の意味をよく理解して、演出されているのでしょうね。

 

MVでは、アナログテトリスのゲームをしていますよね。

テトリスのように、次々とやってくる人生の出来事に対して、試行錯誤して考えて、一番良いと思う答えを出す。

でもその反面、人生をゲームのように楽しみたいという、椎名林檎さんの生き方が表現されているようにも思いました。

ポールダンスの女性が、周りで踊っている映像もあり、生きていく中での辛さもある反面、生きることへの楽観的な考えも表現しているようにも思いました。

個人的な考察ですが(笑)…。

 

下に、『浪漫と算盤』が入っているベストアルバムをご紹介しますね。参考になさってください。

 

まとめ

椎名林檎さん×宇多田ヒカルさんの『浪漫と算盤』の歌詞の意味や、MVの考察をしてきましたがいかがでしたか?

 

『浪漫と算盤』が入っている、椎名林檎さんのベストアルバム『ニュートンの林檎 ~初めてのベスト盤~』は、デビュー20周年記念展開の締めくくりともいわれています。

20年という大きな締めくくりに、同期デビューの宇多田ヒカルさんとのデュエット曲を制作する事は、とても意味のあることだったのではないでしょうか。

 

『浪漫と算盤』の歌詞を読み解いて見て、椎名林檎さんと宇多田ヒカルさんの関係が素敵だな、と思いました。

 

MVに出演していた、アナログのテトリスゲーム場面の男性についての記事も、下にご紹介しますね。参考にしてくださいね。

以上です。ありがとうございました。