令和元年11月9日の国民祭典で披露された、嵐が歌唱の、奉祝曲『Ray of Water(レイオブウォーター)』の歌詞の意味を「令和」と共に考察します。
作詞・作曲についてもご紹介します。
嵐『奉祝曲』
歌詞の意味は?
奉祝曲の曲名は、『Ray of Water(レイオブウォーター)』です。
奉祝曲について
奉祝曲の構成は、下のようになっています。
奉祝曲
Ray of Water
(レイオブウォーター)
作曲:菅野よう子
テーマ:『水』
第一楽章「海神」
オーケストラ演奏
第二楽章「虹の子ども」
辻井伸行
第三楽章「Journey to Harmony」
歌:嵐 / 作詞:岡田惠和
嵐が歌う、第3楽章
「Journey to Harmony(ジャーニートゥーハーモニー)」をお聴きください。
動画はこちらです。
Ray of Water(レイオブウォーター)は、水に関する問題に関心をお持ちの天皇陛下を意識して作った曲・歌詞とのことです。
第3楽章「Journey to Harmony」の歌詞では、「水・岩・花・大河・しずく・雨・空・海」によって、自然の中の水が表現されていました。
未来へ希望を込めた、新しい時代の幕開けの、お祝いにふさわしい歌詞だと思いました。
嵐 奉祝曲『レイオブウォーター』歌詞の意味は?
では、嵐が歌唱の、第3楽章「Journey to Harmony(ジャーニートゥーハーモニー)」の歌詞の意味を考察しています。
君が笑えば世界は輝く 誰かの幸せが今を照らす 僕らのよろこびよ君に届け
引用元:BuzzFeed
歌詞の「君」とは、誰でしょうか?
国民祭典は、天皇陛下の即位を祝う、民間主催の国民の祭典です。
ということは、奉祝曲は、国民からの天皇陛下への、お祝いをささげる曲とも考えることができます。
これは推測ですが、「君」というのは、天皇陛下なのではないでしょうか。
このように仮定するならば、歌詞の意味は…
「天皇陛下、あなたが笑えば世界は輝きます
私たちの誰かの幸せも同様に、今の時代を照らします
天皇陛下御即位の、私たちの喜びが、天皇陛下に届きますように」
と考えることができるのではないでしょうか?(個人的な考察です)
はじめはどこかの岩かげにしたたり 落ちたひとしずくの水が平野流れ やがて研ぎ澄まされ 君をうるおし 鳥たちをはぐくみ 花たちとたわむれ あの大河だってはじめはひとしずく 僕らの幸せも大河にすればいい
引用元:BuzzFeed
「最初は、岩陰に滴り落ちる水の一雫が、やがて平地を流れ、鳥や花を育んでいる
大河の始めは、水の一雫
私たちの、天皇陛下御即位への喜びも、その一雫にしてしまおう」
ごらんよ僕らは君のそばにいる
君が笑えば世界は輝く 誰かの幸せが今を照らす 僕らのよろこびよ君に届け
引用元:BuzzFeed
「見てください
私たちは、いつもあなたの側にいます
天皇陛下が笑うなら、世界は輝き、そして、私たちの誰かの幸せも、同様に、今の時代を照らします
私たちの喜びが、天皇陛下に届いて欲しい」
星明りにじんでふと立ち止まったら 雨の匂いのなかに虹のうたを聴こう かすかなそのうた まるでひとしずく 静かにつながって 確かにつながって 青い空の下 夢など語りあう 愛とか語りあう それが僕の願い
引用元:BuzzFeed
「涙を流すことがあっても、雨の匂いの中で、虹の歌を聴きましょう
かすかなその歌は、まるで水の一雫が川となってつながるように、静かに誰かとつながっているはずです
青い空の下で、夢や愛を語り合いましょう
それが、私達の願いです」
ごらんよ光は君とともにいる
君が笑えば世界は輝く 誰かの幸せが時代を照らす 僕らのよろこびよ君に届け
君が笑えば世界は輝く 誰かの幸せが今を照らす 僕らのよろこびよ君に届け
引用元:BuzzFeed
「見てください
国民祭典で、私たちが手に持っている提灯の光を…
私たちは、あなた(天皇陛下)と共にいます
天皇陛下が笑うなら、世界は輝き、そして、私たちの誰かの幸せも、同様に、今の時代を照らします
私たちの喜びが、天皇陛下に届いて欲しい」
大丈夫鳥は歌っている 大丈夫空は輝いてる 大丈夫水は流れている 大丈夫海は光っている 大丈夫君と笑ってゆく 大丈夫君と歩いてゆこう
引用元:BuzzFeed
「大丈夫です 鳥は、鳴いています
大丈夫です 空は、輝いています
大丈夫です 水は、流れています
大丈夫です 海は、美しく光っています
大丈夫です 私たちは、あなた(天皇陛下)と笑っていきます
大丈夫です 私たちは、あなた(天皇陛下)と歩いていきます」
以上、歌詞に対する、私の個人的な歌詞の意味の考察です。
皆さんは、どのように歌詞の意味を考察しますか?
奉祝曲『レイオブウォーター』歌詞で、印象的なのは、最後の「大丈夫…」を何度も歌っているところです。
水に関する研究を長年されている天皇陛下に向けて、そして、台風で被害を受けた被災地に心痛めている天皇陛下に向けて、そして、私たち自身に向けた、歌詞なのではないでしょうか。
大丈夫…。
とても心に残る言葉でした。
「私たちは、令和天皇と共に、新しい
「令和」という時代を歩いていきます。」
そんな歌詞の意味が込められているようにも思いました。
奉祝曲『Ray of Water(レイオブウォーター)』をお聴きになられた皇后様は、涙をぬぐっていらっしゃっているようにも見えました。
【皇后さま、涙ぬぐわれ…ご即位祝う祝賀式典】
天皇、皇后両陛下は祝賀式典の途中から姿を見せられ、会場には「天皇陛下、万歳」「皇后陛下、万歳」というかけ声も響き渡った。皇后さまが涙をぬぐうような仕草を見せられる場面もありました。https://t.co/yPeCFc1JFW pic.twitter.com/Jdgsrv8fNG— 産経ニュース (@Sankei_news) November 9, 2019
私は、この場面がとても心に残りました…。
奉祝曲『レイオブウォーター』
の作詞・作曲・歌唱者は?
奉祝曲『Ray of Water(レイオブウォーター)』の作詞・作曲・演奏・歌唱者について、みてみましょう。
作曲
菅野よう子
(かんのようこ 1963年3月18日)
第一楽章「海神」
- オーケストラ演奏
第二楽章「虹の子ども」
- ピアノ演奏:辻井伸行
(つじいのぶゆき 1988年9月13日)
第三楽章「Journey to Harmony」
- 作詞:岡田惠和
(おかだよしかず 1959年2月11日) - 歌唱者:嵐
嵐は、令和元年「国民祭典」で奉祝曲を歌ったということで、さらに人気が高まっていますね。
嵐の新しいDVDを下にご紹介します。参考にしてください。
|
まとめ
嵐が歌唱の、奉祝曲『Ray of Water(レイオブウォーター)』歌詞の意味を、私なりに考察してきました。
では、最後に『Ray of Water(レイオブウォーター)』の曲名の意味を考えてみます。
Ray of Waterを和訳にすると、水の光線です。
「水」、つまり、水を長年研究されている「天皇陛下」と考えると、
天皇陛下の光線という意味なのかもしれません。
そして、RayとWaterの発音が、令和とかかっているのも、素敵だなと思いました。
聴く人によって、感じ方や考察の仕方は違うと思いますが、私は、奉祝曲『Ray of Water(レイオブウォーター)』は、
- 天皇陛下の光
- 令和の天皇陛下
- 令和の歌
という意味や思いが込められているのではないか、と思いました。
奉祝曲『レイオブウォーター』は、令和の時代が始まるにふさわしい曲・歌詞だと思いました。素敵な国民祭典の夜でした。
作曲家・菅野よう子さんに関する記事、式典の曲のCDやダウンロード配信について、下の記事で考察しています。参考にしてみてください。
最後までありがとうございました。